マルチテナントのメリット・デメリット

ここではマルチテナントとシングルテナントの違いや、ECサイトをマルチテナントで運用する際のポイントについて解説しています。

マルチテナントとは

マルチテナントとはクラウド型サービスの一つで、複数のユーザー同一サーバー内のアプリケーション、データベースなどを共有する方式のことを言います。これに対し1ユーザーだけでサーバーを利用する方式をシングルテナントと呼びます。

SaaS型のクラウドサービスでマルチテナント方式が採用されることが多く、Amazonの「AWS」やMicrosoftが提供する「Azure」が該当します。これらはインターネット経由でソフトウェアを利用する仕組みになっています。

ECサイトにおいては、インターネット上で数多くの店舗が集まるショッピングモールを提供している楽天市場やYahoo!ショッピングなどのサービスがマルチテナントの例としてわかりやすいでしょう。

マルチテナントのメリット・デメリット

マルチテナント方式はさまざまなシステムサービスで採用されていますがメリットとデメリットの両方があります。以下に代表的なものをピックアップしましたので、ECサイト運営を検討中の方は参考にしてください。

メリット

デメリット

マルチテナントでECサイトを運用するポイント

ECサイト構築・運用でマルチテナントサービスを利用する場合は、目的に応じた使い分けが重要になります。そのためにはマルチテナントの特質を生かした運用を心がけることが必要です。

低コストですぐにECサイトを始められるのがメリットですので、新分野の商品を販売するためのテスト的なサイトとしてオープンしたり、公式ショップサイトの他にショッピングモールに出店してマーケティングを行うといった使い方も可能です。

マルチテナントの分析機能を活用して、利用ユーザー層の傾向分析や売れ筋商品など分析検証をスピード化することも重要。次にどのような新商品を投入すればよいかなど経営判断に有効なデータとなるからです。

まとめ

マルチテナント方式は、スピード感とコストパフォーマンスを重視したEC展開に適した選択肢です。一方で、セキュリティやカスタマイズ性に制約があるため、運用目的や将来的な拡張方針に応じて使い分けることが重要です。

目的別に適した通販システムを選定することで、事業フェーズや販売戦略に柔軟に対応できるEC基盤を構築できます。

当サイトでは、事業拡大や成長を考えて通販システムやECプラットフォームを探している方に向けて、タイプ別のおすすめ3選を紹介しています。

バックオフィスを強化したい、通販業務全体を効率化したいなど、目的に合ったシステムをぜひチェックしてみてください。

【タイプ別】
通販システム・ECプラットフォーム3選

ECサイトの構築・リニューアルを検討する際、多くの方が迷うのが「どのプラットフォームを選ぶべきか」という点です。要件や目的に合わないシステムを選ぶと、運用負荷やコストが膨らむリスクも。こちらでは、目的別に3タイプに分けて、おすすめの通販システム・ECプラットフォームをご紹介しています。

バックオフィス強化
なら
【基幹システム】
通販Ace
通販Ace
画像引用元:通販Ace
(https://ace-ars.jp/)
  • 受注・出荷・在庫・発注と様々なバックオフィス業務を自動化し、入力ミスも防止。999※1のフリー項目があり、仕様に合わせた管理が可能。
  • 通販基幹システムで34年の実績、600社以上が導入※2。オフラインの受注情報も同一形式で保存・管理。
主な機能
  • 受注管理・仕入/在庫管理
  • 専用帳票
  • 入荷/出荷管理
  • 一受注複数配送
  • 定期管理・回収管理
主な連携サービス
       
  • WMS
    (ロジサードZERO、Air Logi、ヤマト運輸など)
  •    
  • EC
    (EC-CUBE、Makeshopなど)
全体の業務効率化
なら
【基幹+EC一体型】
通販マーケッターEight!
通販マーケッターEight!
画像引用元:通販マーケッターEight!
(https://2ma-eight.com/)
  • 個別に管理していた基幹システム・ECを1つのパッケージで統合し、フロント・バックオフィスの業務を効率化。
  • 1,300以上の機能を標準で搭載。リードタイム計算などの自動機能だけでなく、API活用により30以上の外部サービスとシームレスに連携。
主な機能
  • 受注管理・在庫管理
  • 顧客管理・定期管理
  • 入荷/出荷管理
  • 一受注複数配送・自動設定
  • メール配信・フォーム一体型LP
主な連携サービス
       
  • 決済
    (クレカ/後払い各種、PayPay等)
  •    
  • ECモール
    (楽天、amazon、Yahoo!など)
  •    
  • EC
    (ecforce、futureshop)
フロント機能の拡充
なら
【ECプラットフォーム】
ecbeing
ecbeing
画像引用元:ecbeing
(https://www.ecbeing.net/)
  • 顧客分析・CRM・レコメンド・レビューなどマーケティング施策を支援するフロント機能がオプションなしで利用可能。
  • 300名以上※3のマーケティング支援部隊が在籍。1,600社超※4の支援実績を活かし、施策や分析サービスを提供。
主な機能
  • 顧客/商品分析
  • CRM
  • メール/アプリ配信
  • レビュー・レコメンド
  • SNS連携
主な連携サービス
       
  • アプリ
    (yappli、LINEミニアプリなど)
  •    
  • レビュー
    (ReviCo、NaviPlusレビューなど)
  • レコメンド
    (AiReco、unisizeなど)
参照元
※1・2:通販Ace(https://ace-ars.jp/)
※3・4:ecbeing(https://www.ecbeing.net/reason.html)
いずれも2025年4月22日調査時点
【目的別】
通販システム・
ECプラットフォーム
3選