コンバージョン率は、ECサイトのパフォーマンスを評価する指標のひとつです。ここでは、コンバージョン率の概要と計算方法、改善策を紹介しています。
コンバージョン率(Conversion Rate)は、Webサイトを訪れたユーザーのうち特定の行動(ゴール)をしたユーザーの割合です。「特定の行動(ゴール)」は、Webサイトにより異なります。ECサイトの場合は「商品購入」になることが多いでしょう。つまり、ECサイトにおけるコンバージョン率は「ECサイトを訪れたユーザーのうち商品購入に結び付いたユーザーの割合」と考えられます。
アメリカのContentSquare社が実施した調査によると、全業界の平均コンバージョン率は1.82%です。ただし、具体的な平均コンバージョン率は業界により異なります。
自社ECサイトのコンバージョン率を求める方法は次の通りです。
コンバージョン率=コンバージョン数÷アクション数(訪問者数、クリック数ほか)×100
参考に、架空のECサイトにおけるコンバージョン率を算出します。
ECサイトAでは、訪問者数10,000の商品ページで200個の商品が売れました。コンバージョン率は次のようになります。
200÷10,000×100=2
ECサイトAにおけるコンバージョン率は2%です。
ECサイトBでは、訪問者数1,000の商品ページで40件の商品が売れました。コンバージョン率は次のようになります。
40÷1,000×100=4
ECサイトBにおけるコンバージョン率は4%です。
ECサイトAは、訪問者数、販売件数とも多いためパフォーマンスが高いように見えます。しかし、コンバージョン率を比較すると、ECサイトBのほうが結果に効率よく結びついていることがわかります。コンバージョン率を活用すれば、ECサイトを適切に評価しやすくなるでしょう。
ECサイトのコンバージョン率は、次の方法などで高められる可能性があります。
ユーザーの多くは、ストレスなく商品を購入したいと考えています。目的の商品を見つけられない、「カートに追加する」ボタンを見つけられないなど、購買までの道のりがわかりにくいと離脱を招いてしまいます。購買への導線をユーザー目線で見直すことが重要です。
チェックアウトに手間がかかる場合もユーザーは離脱しやすくなります。チェックアウトを簡単にすることでもコンバージョン率を高められる可能性があります。例えば、決済フォームの入力項目を必要最低限にするなどが考えられるでしょう。
購入した商品をできるだけ早く届けてほしいと考えるユーザーは少なくありません。出荷までのプロセスを見直し、配送にかかる時間を短縮するとコンバージョン率を高められる可能性があります。ユーザーが荷物のお届け状況を確認できるようにすることも重要です。
コンバージョン率は、ECサイトの成果を測るうえで欠かせない指標です。導線の設計やフォーム改善、配送体制の見直しなど、ユーザー体験の質を高めることがCVR向上の鍵になります。
最終的には、ユーザーの購買行動を支える仕組み全体の最適化が求められます。システム面からの見直しも含め、改善施策を段階的に進めていきましょう。
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