ECサイトでは、サイトに訪れたユーザーの動向を詳しく分析すると、売上アップに繋げる効果が期待でき、Webサイト改善のための新たな施策も打ち出せるようになります。ここでは、顧客の心理を分析するためにも必要な「直帰率」について、「離脱率」との違いも踏まえて紹介します。
「直帰率」の「直帰」とはWebサイトを訪れた人が、そのページしか閲覧せずにサイトから離れてしまうことです。直帰率は、サイトから直帰してしまったユーザーの割合を示した数値です。
ユーザーがサイトを訪れてから離れるまでのアクションは、一つの「セッション」としてカウントされます。直帰数÷セッション数で直帰率が算出できます。
直帰率はユーザーが戻るボタンを押したりブラウザを閉じたりしてそのままサイトを離れてしまった割合ですが、この直帰率と混同されやすい「離脱率」との区別に注意が必要です。
離脱率はサイトをすぐに離れるのではなく、同じWebサイトの他のページに移動し、コンテンツを閲覧するようなアクションをとってからサイトを出るユーザーの割合です。
Webサイト内のコンテンツを閲覧しているので、直帰率よりも見込みが高いユーザーの割合が算出できます。
直帰率が高くなる原因として、「サイトの見にくさ」が挙げられます。
スマートフォンやタブレットなどから閲覧するユーザーが一定数存在するため、WebサイトはWeb用とモバイル用の2種類を用意し、Webサイト自身も複雑なデザインは避けて、モバイルフレンドリーのサイト構成・デザインにすることが大切です。
コンテンツの配置や閲覧しやすさ、1ページあたりの重さを軽くするといった「使い勝手」についてもチェックしましょう。
直帰率が低いサイトほどユーザーが中身を見て回っているとも考えられるため、コンテンツの位置やサイズ、クリックやボタンの押しやすさなどに配慮すると訴求力の向上に繋がります。
実際に検索エンジンを使って検索をかけてみると、必ずしも検索したワードとすべてのサイトが一致しているとは限らないことに気づきます。
ユーザーの検索するキーワードがWebサイトに盛り込まれているかを確認して、検索とWebサイトのミスマッチが発生しないように注意が必要です。
検索内容とWebサイトが一致し、見やすく使いやすいように工夫したとしても、コンテンツの内容が不足しているとユーザーにとっては物足りなさを感じてしまいます。
見応えがある、調べがいがある、もっと詳しく閲覧したいと思えるようなボリュームのコンテンツ量に充実させることで、直帰率を下げる効果が期待できるでしょう。
動画や写真といった文章以外のコンテンツも、目を引くような内容や見やすさに配慮することが大切です。
直帰率は、Webサイトがユーザーの期待に応えているかどうかを測る重要な指標の一つです。モバイル対応や構成改善、検索意図との一致、コンテンツの充実といった基本を押さえることで、大きく改善が期待できます。
売上やエンゲージメントを高めるためにも、導線設計と合わせてシステム面からの最適化も視野に入れていきましょう。
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