ECサイトの立ち上げやリニューアルを成功させるには、自社の事業規模や目的に合った「ECプラットフォーム」選びが欠かせません。
本記事では、プラットフォームの主な種類ごとの特徴から、失敗しない選び方のポイントまで分かりやすく解説します。
ECプラットフォームには、事業規模や予算、目的に応じていくつかの構築方法があります。それぞれの特徴を理解し、自社に合ったECプラットフォームを選択しましょう。
| 種類 | 費用相場 | カスタマイズ性 | 導入スピード | ターゲット規模 |
|---|---|---|---|---|
| ASP型 | 低 | 低 | 早い | 小〜中規模 |
| オープンソース型 | 低~中 | 高 | 普通 | 中規模 |
| クラウド型 | 中〜高 | 中〜高 | 普通 | 中〜大規模 |
| パッケージ型 | 高 | 高 | 遅い | 大規模 |
| フルスクラッチ型 | 非常に高 | 極めて高 | 非常に遅い | 大規模〜 |
ベンダーが用意したシステムをクラウド上で共同利用する形態です。
サーバーを自社で用意する必要がなく、初期費用や月額費用を安く抑えられるのが最大の特徴です。導入スピードも早く、専門知識がなくても手軽に始められますが、機能やデザインのカスタマイズ性には制限があります。
無償で公開されているソースコードを利用して、自社サーバーにECサイトを構築する方法です。
ソフトウェア自体のライセンス費用はかかりませんが、デザインや機能を自由にカスタマイズできる反面、高度なプログラミング知識が必要です。また、セキュリティ対策やシステムの保守管理もすべて自社で行う必要があります。
ASP型と同様にクラウド上でシステムを利用しますが、より中・大規模EC向けに拡張性を持たせた形態です。
常にシステムが自動で最新バージョンにアップデートされるため、インフラの保守管理の手間が省け、セキュリティ面でも安心感があります。外部システムとの連携(API)がしやすいのも強みです。
ECサイト運営に必要な標準機能が備わったソフトウェアを購入し、自社サーバー等にインストールして構築する手法です。
既存の機能をベースに、自社の業務フローに合わせた独自のカスタマイズを柔軟に行えるのがメリットです。ただし、初期費用が高額になりやすく、数年ごとにシステムが陳腐化するためリプレイス(入れ替え)を検討する必要があります。
既存のシステムを一切使わず、ゼロから完全にオリジナルのECサイトを構築する方法です。
自社の複雑な要件や特殊なビジネスモデルをすべて叶えることができますが、莫大な開発コストと長い構築期間がかかります。
まずは、初期費用と月額のランニングコストが予算内に収まるかを確認しましょう。
事業を立ち上げたばかりであれば、コストを抑えられるASP型で小さく始めるのが安全です。一方、すでに一定の売上規模がある場合や、将来的な事業拡大を見据える場合は、拡張性の高いクラウド型やパッケージ型への投資が有効です。
自社のビジネスモデルにおいて「絶対に譲れない機能」は何かを明確にします。
例えば、定期購入(サブスクリプション)をメインにするのか、実店舗と顧客データを連携するオムニチャネル化を図るのかによって、選ぶべきシステムは大きく変わります。
ECサイトでは、顧客の個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを扱います。
情報漏洩を防ぐための堅牢なセキュリティ対策が施されているか、また、トラブル発生時や操作に迷った際に、迅速なサポートを受けられる体制が整っているかも重要な選定基準です。
ECサイトを成功に導くためには、自社の目的や事業フェーズに最適な「ECプラットフォーム」の選定が不可欠です。
コスト面だけでなく、将来のカスタマイズ性や運用体制を含めて総合的に判断しましょう。
当サイトでは、事業拡大や成長を考えてECプラットフォームを探している方に向けて、タイプ別のおすすめシステムを紹介しています。
バックオフィスを強化したい、通販業務全体を効率化したいなど、目的に合ったシステムをぜひチェックしてみてください。
ECサイトの構築・リニューアルを検討する際、多くの方が迷うのが「どのプラットフォームを選ぶべきか」という点です。要件や目的に合わないシステムを選ぶと、運用負荷やコストが膨らむリスクも。こちらでは、目的別に3タイプに分けて、おすすめの通販システム・ECプラットフォームをご紹介しています。


